両眼視(りょうがんし)とは、左右両方の目でモノを見ることをいいます。同時視・融像・深視力(立体視力)の能力に分類され、機能不全に陥ると斜視や斜位になったり遠近感が狂い不都合が生じます。

同時視とは左右で違うものを見ていても同時に認識できる能力です。

融像とは左右の目で別々に捉えたものを、一つのものとして認識する機能です。

深視力(立体視力)は同時視と融像の結果、モノを立体的に捉える能力です。


近くばかりを見ていたり、平面(テレビや本など)ばかりを見て、外の奥行きのあるモノをあまり見なかったり、ボール遊びや、歩く・走る(風景が近づいてくる、流れていく)ことが少ないと両眼視機能は発達しません。また使わなければ衰えていきます。