毛様体筋(もうようたいきん、musculus ciliaris)は内眼筋のひとつです。眼球内の水晶体の厚みを調節することでピントを合わせる働きをします。毛様体筋の機能不全で近視になります。

毛様体筋は脳神経の動眼神経が支配し、副交感神経が関わります。
つまり、リラックスしていることがピントを合わせるのに必要です。

同じ近さのものばかり見ていると、毛様体筋を収縮させたり、ゆるめたりという動きをしません。そのため、水晶体の柔軟性は落ちます。


筋肉のコントロールは脳が行います。
筋肉を使わないということは、脳を使わないということです。
脳は使われないと、その機能をいらないものと認識します。
そして機能は衰え失われていきます。

逆に使っていけば、脳はその神経回路を太く速く、効率的に使えるように成長していきます。

筋肉は伸び縮みをすることで、血流の循環が生まれ、酸素や栄養・老廃物の代謝が行われ回復・成長します。

使っていない筋肉は固く・柔軟性が落ちています。
まずは、目の筋肉を柔らかく使い、ゆるめて回復させることが大切です。